エフサステクノロジーズ株式会社

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MetroCluster マニュアル

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SVMが稼働中でありアグリゲートがオンラインであることの確認

スイッチオーバーが完了したら、DRパートナーがディスクの所有権を取得し、パートナーSVMがオンラインになったことを確認する必要があります。

MetroClusterのスイッチオーバー発生後にstorage aggregate plex showコマンドを実行すると、スイッチオーバーされたルート アグリゲートのplex0のステータスが確定していないため、「failed」と表示されます。この間、スイッチオーバーされたルートは更新されません。このプレックスの実際のステータスは、MetroClusterの修復フェーズ後に確定します。

手順
  1. storage aggregate showコマンドを使用して、アグリゲートがスイッチオーバーされたことを確認します。

    次の例では、アグリゲートはスイッチオーバーされており、ルート アグリゲート(aggr0_b2)はデグレード状態、データ アグリゲート(b2_aggr2)はミラーされた正常な状態になっています。

    cluster_A::*> storage aggregate show
    
    .
    .
    .
    mcc1-b Switched Over Aggregates:
    Aggregate     Size Available Used% State   #Vols  Nodes            RAID Status
    --------- -------- --------- ----- ------- ------ ---------------- ------------
    aggr0_b2    227.1GB   45.1GB    80% online       0 node_A_1        raid_dp,
                                                                       mirror
                                                                       degraded
    b2_aggr1    227.1GB   200.3GB    20% online       0 node_A_1       raid_dp,
                                                                       mirrored
                                                                       normal
  2. vserver showコマンドを使用して、セカンダリーSVMがオンラインになったことを確認します。

    この例では、セカンダリー サイト上の休止状態になっていた同期先のSVMがアクティブ化され、Admin Stateがrunningになっています。

    cluster_A::*> vserver show
                                              Admin      Operational  Root                 Name    Name
    Vserver           Type  Subtype           State      State        Volume    Aggregate  Service Mapping
    -----------       ----- ----------        ---------- -----------  --------- ---------- ------- -------
    ...
    cluster_B-vs1b-mc data   sync-destination  running   running      vs1b_vol   aggr_b1   file    file
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